2016-12-05

植欲がおさまらない。/BOARDERBREAK OSAKA

熱しやすく冷めにくいという生粋のマニア資質をもつ僕が
今年どっぷりなのが 南米植物ブロメリア科のディッキア。
東のBIGBAZAAR、
西のBOARDERBREAKといわれるほどに、
徹夜待ちがでるほど一部の熱帯植物マニアには
盛り上がっているイヴェントがあると聞き付け、
近場だしどんなものかと家族総出で物見遊山に。

趣のあるビルのまわりには開場前から長蛇の列、
僕がこんな列に加わるのは中古レコード祭りくらい。

会場は12月というのにマニアの発する熱気でむんむん。
人気のブースは2重3重に人垣が取り巻いていて見ることもままならず。
みなさんお目当ての植物を吟味するのも時間がかかるようで
なかなか前列に行けない。
人と人の隙間からなにかいい子はいないかと目を凝らす。
おっ。
いるじゃないですか、エステベシー。

最前列で物色中の方々はミストプランツねらいのようでだれも触らない。
僕がたどり着くまでお嫁に行かないでと念じながら2列目でスリップストリーム。
隙間ができたところでするりと前に出る。
右手にエステべシーの鉢、
左手にゴエリンギーの鉢。
いきおい両方買いそうになるのをがまんして
エステベシーを分けていただく。




それぞれのブースがジャンルの違うものを持って来ていて
なかなかに面白い。
お目当てを手に入れた後はリラックスして、
自分に興味の無いプランツも見て回る。
夜店の綿菓子よろしくビニールに詰められたエキゾチックな葉っぱが
グラムにして数千円のおどろきの末端価格で
目の前で取引されている様は実に怪しい。

愛好家の沼は実に深淵で
僕なんかはその入り口をすこし覗くくらいで十分な経験だった。

とはいうものの、
文化月間始まって
植欲がおさまらない日々。

lotus california  たなかひろし

BGM: CAN'T STOP / CATE BROS

愛聴盤のブルーアイドソウル名盤、
アル・ジャロウにしか聞こえないベースとドラムもご愛嬌。








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