2017-12-05

SA600 メンテナンス

昨今のクレイジーなハイエンドオーディオは別として、
ヴィンテージ・オーディオの世界はかわいらしい趣味かと。



定期的にメンテナンスをしているから大丈夫。
などと高を括っていたら、
JBL SA600のフォノの左チャンネルから音が出なくなった。
配線を一通りチェック、端子を磨いてもダメ。
昇圧トランス付け替えてもダメ。
念のためターンテーブルを変えてもダメ。
ということで病院のお世話になることに。

ほかにもPHONO2のノイズ、
左右ボリュームノブのひっかかり等気になるところも
あったからいいタイミングか。

今回は気分を変えて、
熊本は天草の病院にて全身のチェックしてもらうことに。

一週間もしたら連絡があって、
結構酷い状態でしたよ。
あのままだと本当に危ないところでした。
コンデンサーの容量はほぼ抜けてましたし、
断線しかけてるところもありましたし。
今回はほぼオーバーホールの仕事でした。
ふむふむ。

気分的には
外科手術後に担当医の話を聞くかのようで。

ほっとしたけど、
保険は効かないんだよね。
お財布が軽くなったんで、
しばらくレコードや通いはスローダウンで。

そうもいきそうにないけど。


外されたコンデンサーたち。

LOTUS CALIFORNIA たなかひろし

2017-10-23

自生地よりワイルドな芳明園。


車検で南河内のゴッドハンドの所まで行くついでに、
前から気になっていた柏原市のナーセリー芳明園さんを訪問。
”自生地よりワイルド”と、
かのブルータス誌の植物特集にも紹介されていて
どんなもんだろうか運転しながらわくわく。

七つある温室の多肉植物たちどれもがいい感じにワイルド。
足元の鉢につまずき、
あちこちから飛び出した植物に刺され
一個連隊で襲ってくる蚊にもいやほど刺され、
あちこちが痛くて、かゆい。











目当てのアガベを見つけるものの
どこにあったかわからなくなり
あっちうろうろ、
こっちうろうろ。
軽い遭難状態。

それでもいくつかの苗を手に入れて大満足。
お値段も自生地なみで。

精算後にお茶を頂き、しばし植物談義。
金剛山をトレッキングによく行かれるそうで、
自生する植物の話も興味津々。
アガベの土の配合の話しなんかもとても参考になり
楽しい遠征になりました。




あれこれ思い返しながら飲む酒もまた楽し。


2017-07-26

息子の名前はKAI



わが家の子どもたちの名前は全てハワイ語から頂きました。

響きもいいし、海外でも通用するだろうし。
長男はKAI。 意味は海。
長女はLEI。 意味はお花とか人を歓迎するあの花輪のレイ。
末っ子はLANI。 意味は空とか天国、ほかには可愛い娘とか。

オアフ島には全米ビーチNO.1に選ばれたこともあるLANIKAI BEACHがある。
手付かずの自然な海岸線、
真っ白なさらさらパウダーな砂。
沖には双子の島モクルア 、
クリスタルブルーに透き通った水。


学生の頃に初めて来たときには、
あまりの綺麗さにただただびっくりしたことを覚えている。

せっかくなので、
午前中のヨガレッスンの後、
H1を北西にコオラウ山を越えてラニカイビーチまでドライブ。
自分の名前の由来にもなってる場所に連れて来てもらって
本人も感慨ひとしおのご様子。

お天気は良いのだけど、
少し風が強めで水の透明度が今ひとつ。

ひとしきり泳いだ後、
ビーチでぼーっとしていると、
目の前をウクレレ下げたビキニの可愛い子がひとりで通りすぎていく。
すぐ近くに座ってウクレレなんて弾きだすもんだから
僕はついつい気になってしまう。



独りだったらなぁ。などと考えつつ、
誘惑の多い天国のビーチでの午後。



LOTUS CALIFORNIA たなかひろし


2017-07-24

サニーDさん工房訪問

ハワイでの次のタスクはサニーDさんのウクレレ工房に行くこと。



その音のよさとおおらかなつくりで、
僕のお気に入りのウクレレビルダー。
いまでも本人自身が製作するちいさな工房。

ワイキキからH1を西に走ること小一時間ほど
ワイプアの町にそのちいさな工房はある。
あえてアポイントはいれずに突撃訪問。
(タスク2はあえなく断られたし。)
ハワイにストップオーバーした二つ目のタスクは植物関係。

実はタスク2はブロメリアの有名育成家のナーセリー。
ビルベルギアの人気ハイブリッドの数々を作出したお方。

なかなかお会いするのは難しいことでも有名な彼女。
欲しい苗を入手すべく、
メールで丁寧にアポイントをいれるものの...。
小さい苗ばかりで売れるものがないと断られ、
せめて訪問したいと伝えても
最終的には農園が見せれる状態ではないとのつれないお返事。
まあ、仕方ない。
今回はご縁がなかったと断念。

得意のしれーっとノーアポ攻撃で行けばよかった。
とやや反省。


で、本題に戻って。
サニーDさんの工房訪問は、
しれーっとやって来ました。
朝早すぎず、
かといってランチ直前でもない頃合いの午前中を見計らって。

ちいさな建物の二階にある工房はとてもコンパクト。
挨拶するとなんのようだい?と大歓迎とは少し違う雰囲気...。
あっ、サニーさんのウクレレが好きで日本から来たと伝えると
そうかそうかとにっこり。
こんなとこまで用もなしに来ないだろうに。

今日持ち帰れるロングネックのコンサートはあるかな?
と聞くと、
このあたりはどうだいみたいなかんじで
工房入り口のラックにぶら下がるウクレレを指差す。
その中から、
マホガニートップのを選ぶ。
(ものすごい虎目のもよかったけどお値段もものすごかった...。)
最終仕上げの終わってないやつも
いまからやるから30分くらい待ってろとのこと。
息子さんが汗拭き拭き最終工程を目の前でやってくれる。
きのうは暑かっただろ。
ビールがうまくて飲みすぎた~。なんていいながら、
流れる汗を拭きながら、デカール貼り付ける。
ウクレレ仕上げの研磨とラッカー拭きつけは通路で。

ナットの溝きりもスケールなんてこざっかしいものは使わず、
やすり一本、がしがし削る。
なるほど、だから弦がまっすぐにならないのね。
と変に納得する。
さすがはハワイ。
すべてがおおらか。











で、出来上がったウクレレをサニー爺さんが早速弾いてくれる。
そのおおきなおなかの上にちょこんと乗せて、
その極太のゆびでコードを押さえて
ガシッガシッとおおきな音でウクレレを鳴らす。

ほうほう。
いい音だなぁ。
ハワイだなあ
おおらかだな。
ご機嫌になった僕は気になっていたもう一本のウクレレも連れてかえるとこに。



ということで、
いま我が家には7本のウクレレがある。
そのうちサニーDが4本。
どれも個性があっていい音だし
つくりもおおらかだし。
手放せない。

誰が言ったか
増殖する楽器、ウクレレ。

順調に増殖中。
順調にうまくはならないけど......。

まあ、いいっか。
可愛いから。

ロータスカリフォルニア たなかひろし


2017-07-22

ちょいと訳あってワイハに。

海外での楽しみのひとつはライブ。
毎回必ず時間を作って何かしらのライブに行くようにしている。



新譜を出したジョン・メイヤーのライブが仕事の日程とうまく合わず。
かと言って、
ジャック・ジョンソンをスタジアムみたいな大箱で観る気も起きず。
今回はLAでのライブはお預けに。
(だいたいアコギ弾きのミュージシャンを
野外の大きなスタジアムで見る理由があるんだろうか。)


いくつかどうしても寄りたい所があったので、
アロハアイランドにストップバイ。
そのうちの一つがドノヴァン・フランケンレイターのライブ。
ワイキキブルーノートといい塩梅の小箱にご出演。
BBCのライブDVDは何度観ても涙が出るほどにいい。
ああ、この人ほんとに音楽が好きでやってんだなぁと。

ロスからの飛行機が4時間遅れのフライトになり、
当初は、シャワー浴びてビンテージのハワイアンに着替えて、
ロイヤル・ハワイアンのバーで
キリッと冷えた白ワインでも引っ掛けて優雅に行くつもりが、
(何ならパナマハットもロイヤル・ハワイアンにある専門店で
ショートブリムを新調してくらいの優雅さでいたのに)
空港からブルーノートに直行。
駐車場に停めたレンタカーの中で着替えるというバタバタに。


ライブの方はというと、
ワイキキという場所柄、
ドノヴァンを聴きに来たとは思えない
お揃いのコットンアロハの白人団体客がステージ前に20人くらい陣取り、
ワイワイガヤガヤ。
ライブが始まっても今ひとつ聴く気がないご様子。
でもそこは流石の音楽愛の伝道師ドノヴァン、
MCなんて入れずに二曲程やると、
烏合の衆がすっかりおとなしくなって音楽を聴き入ってる。
こういうのを見ると、ミュージシャンのほんとの力って磁力なんだと思う。
でかい声張り出さなくても、
でかい音出さなくても
ただならぬオーラーが出てる。

タイプは違うけど、トム・ウェイツなんかも同じような磁力のようなものを
持ってる。
まあ、酔いどれ詩人は別格だろうけど。
場末の酒場での場数も違うだろうし。

しかし、まあいいライブでした。
気の向くままに曲を選び(おそらく)、
だいたいがソロパート長めのレコードとは違うアレンジで、
つまりはブルーズやジャズのように即興性を重んじた演奏を三人で繰り広げていく。
でも大げさなことはしてオーディエンスをびっくりさせようなんてネライは見えず、
しっかりと演奏自体を捏ねて円熟させているような感じ。
CALL ME PAPAでは、涙でしょっぱいワインを啜りつつ、
旅の意味を一人噛みしめる。

こういういいライブを小箱で観ると、
ますます大箱ライブには足が遠くなります。

ライブの後は、
お約束の写真撮影。
また日本で会えますようにとも。

BGM: CALL ME PAPA / DONAVON FRANKENREITER


LOTUS CALIFORNIA たなかひろし





2017-07-15

僕と少年の旅 VOL.2





ひさしぶりの南カリフォルニアのビーチ。
青い空とひんやりした潮風。
2フィートの南うねり。
フリーウェイのドライバー以外はすべてがゆったり。

今回も少年を連れてのふたり旅。
日常を離れて息子とふたりでみっちり過ごす。
前回連れてきたときは小学6年生、
重くて硬いサーフボードを怖がっていたちびっこだった。
いまはもう高校生、
僕より背が高くなり
水泳部に入り肩幅もぐっと広くなった。


まずはホームポイントのドーホーで入水。
アウトからパドルして次々と波に乗っていく。
笑顔いっぱいで、
あ~、気持ちいいわ~って。

子供がお子ちゃまな時期なんて
あっという間だった。



ビールフリークの連れとパブでチルアウト。
ビールを勧めても飲まないいたってまじめな好青年。
まだまだコークがお好みのおこちゃまなようで。

仕事して稼ぐようになったら僕をカリフォルニアに連れてきてね。
などと思いながら飲むローカルビールは実にうまい。



lotus california たなかひろし




2017-07-03

ヴィンテージプランツと過ごすのもわるくない。





うちの小さな庭には
バラやらハーブやらベリーやらがいっぱい。
残念なことにもう何かを植えるスペースはない。

でも大丈夫。

ベランダがあった。
ベランダの高温&乾燥した過酷な条件でも育つ植物は、
やっぱりトゲトゲな連中。
なじみのお客さんがアガベの掻き子をもってきてくれたことから
始まった尖った連中とのお付き合い、
アガベって成長がゆっくりで長生き。
人生の終わりに一度っきりの花を咲かせるらしい。

ヴィンテージプランツとでもいえばいいのか、
時を一緒に過ごすよろこびがある。


というわけで
アガベがぞくぞくと仲間入り。

あれもこれも集めたくなる欲求を
ぐっと堪えて 厳選したメンバーたち。
ときどき刺されて痛い目にあうものの
なぜにこんなにもうつくしいんだろうかと
鉢を持ち上げて眺めてにやにや。


ちいさなトランカータを
彼女の製作した手びねりの素朴な器に仕立ててみた。
いいんじゃない。
まだサイズの大きなセーターを着たこどもようだけど。




lotus california たなかひろし

2017-05-07

モノラル再生のお手軽兵器。/ JICO N44-G MONO




モノラル再生も凝りだすときりがない。

GEのバレリラトのトリプルプレイも試した。
そのガッツある音は好みだけど、
あのごろっとしたカートリッジの形とSMEトーンアームとの
組合わせがどうにもセクスィーでない。
定番デノンDL-102カートリッジも試した。
でも追い込み不十分でいまひとつ思ったようには鳴ってくれない。
相性のいいセットアップトランスフォーマーを探してはいるけど、
ひとまず棚上げ状態に。


で、何かないかと探してたら
シュアーM44G用のモノ針が復活してるではないですか。
以前は米国シュアー製で1ミルチップのモノラル針があったけど既に廃盤。
どうやらディスクユニオンが、
安全安心のMADE IN JAPANのJICO社に別注しているようで
実にお手軽な値段。
M44G用交換針N44-G MONOとある。
M44シリーズは針の互換性があるのでM44-7でも使用可能なはず。
針先のサイズが明記されていないので
オーディオユニオンさんに電話して質問したところ、
こちらは0.7ミルのチップらしく、
60年代以降のステレオカッタープレスのモノラル盤にも安心して使える。
手持ちのモノラル盤はほとんど60年代以降のものなので好都合。
しかもカートリッジの配線を変更することなく、
ただ針を差し替えるだけでモノラル再生できるとのこと。


早速取り寄せて聴いてみる。


おおっ。
ジャズ喫茶の音がでた〜。
押し出しの強いガッツのある音。
チリノイズも激減。
いいじゃないですか。


これでカモメ2羽飛ばせたまま、
お手軽にモノラル再生もできるようになった。



ロータスカリフォルニア たなかひろし


2017-04-28

文化月間延長につき。





今年の文化月間は陶芸にいそしむ。

休みごとに山芦屋の閑静な住宅街にある静かな窯に通う。
朝からせっせと植木鉢をこしらえる。

自分の育てる植物を自分の器でしつらえる。

それも素敵なことかなと。




LOTUS CALIFORNIA  たなかひろし

2017-04-06

こうもりの耳を持つ少年。



休みの日の朝、
レコードを棚から一掴み。
達郎のCIRCUS TOWNを聴きながらコーヒーをすすってまったり。
達郎もこのころは声が高いな。などと思いながら。
続いてSPACYを聴く、
声が細いね、やっぱ若いころだしな。などとも。


高校受験を無事終えた春休み中の少年もいるので
彼のお気に入りのサチモスをターンテーブルに載せる。
うん?、なんかヨンスの声も高い。
去年のアルバムだし声質が変わるわけがない。
すかさずうちの少年が、
なんかピッチが違うんじゃない。と指摘してくる。
ベースの音も違うし。とさらなる指摘を重ねてくる。

ごそごそと抽斗からストロボディスクを取り出し、
33rpmの60hzをチェックすると、
ストロボが盛大に流れていく...。
目いっぱいマイナス側につまみを回してもまだ流れる。
そこで僕はようやくひとつのことに気がつく。
先日コンセント周りの掃除したときに
うっかり115vプラグに挿し込んでいたことを。

100vプラグに挿しなおして、音だし。
”まだピッチ早いんじゃない~?”と、
となりの部屋の少年からの厳しいダメだし。
改めて調整して音だしする。
”あ~,これこれ。気持ちいいわ。この音。”と、
ようやくうちの少年ディレクターMR. PERFECT PITCHからのOKが出る。

どうやら、
うちの少年,こうもりの耳を持ってるようで。


BGM : BEAUTIFUL BOY / JOHN LENNON













2017-03-20

QUAD33 UPDATED...




長年連れそうQUADのアンプ。

その丹精なデザインでお気に入りの道具。

QUAD33/303/FM3のセットは寝室に。
ESLを鳴らしていたときのQUAD44/405は
リビングに家族のBGM用として。
そのおだやかな独特の音で
音楽を部屋の中に漂わせるには最高のオーディオかと。

QUAD33の背面にあるディスクの接触不良で音が出たり出なかったり。
以前からQUADメンテナンスのお世話になっていた方に
修理の依頼をしてはや一年。
その間、遠慮しながら季節ごとに進捗状況を伺うものの
イギリスからパーツが届かない。
来月には仕上げます。 などなど。

年末に4度目のお伺い、
来月には...。むにゃむにゃとおっしゃる 。
いくら気の長い僕でももう待てない。
ひとまず返却してもらうことに。
(以前は一ケ月と掛からずに直してくれたんだけど...。 )

EBAYを見ていると、
QUAD33のレストア済みがおおよそ修理代くらいで手に入るけど、
僕としては手持ちの長年連れ添った33サンを直してあげたい。
なにげにヤフオクを流していると、
QUAD33のコンデンサー等のアップデート済みというものが出ている。
すべて英国製のコンデンサーを使っての修理を済ませている。
QUAD愛好者には有名なDADA AUDIOのパーツを取りよせしての
修理を画策していた僕としてはくすぐられる内容。
出品者に連絡を取ってアップデートだけの依頼をしてみたら
やりますよとの返事。

2週間後、
無事にレストア完了して寝室のもとの場所に。



ベッドルームでは小音量派の僕には
音質の違いはわからないけど。
40年以上経過した電子部品をあたらしくしたという精神上の安心感がおおきい。
常に電源入れっぱなしだし。
これですやすやと寝れるというもの......。










2017-02-10

ただいまディッキア活着中につき。 最終手段 / CLUB TROPICANAうきうきWAKEME UP作戦




どうにも気難しいマルニエルラポストレイ。
秋に植え替えした子、
時期がすこし遅すぎたようで、
絶好調だったのに調子を崩し始めてた。
どんどん下葉が枯れこんで葉がまるく閉じてきた。
根を触らないでやさしく鉢増ししておけばと後悔...。

部屋の中のあたたかいところで養生していたけど、
どうも色つやが優れない。、
どう見ても死へのカウントダウン中のご様子。
思い切って鉢から抜いてみると案の定、白い根が無い。
枯れた下葉と根を思い切って整理して
”水槽で吊っての水攻め”をして3週間たっても
まったく発根の気配がない。

もうこれは最後の手段しかない...。
発根促進剤をペースト状にして株もとに塗りこむ。
コールマンのクーラーに水を張り、
サーモスタット付のヒーターを仕込んでの温水での腰水管理。
つまりは擬似トロピカル。
名づけて、 “CLUB TROPICANAうきうきWAKE ME UP作戦”。
(単にうきうきWAKE ME UP作戦でも良かったんだけど)
腐らせるか、
復活するか。
ふたつにひとつの賭けに。


毎朝、水を換えてあげる。
腐らないように株に落ちた水滴をこよったティッシュで丁寧に吸い取る。
発根確認したいのをぐっと堪えてお世話する日々。
そして二週間。
すこしマルニエル婦人の色つやがいいように見える。
勇気を出してそっと持ち上げてみると
白い根がぴこんと出てるじゃないですか。

小躍りしたいのを抑えて
根元をそっと水コケでくるんで鉢に戻す。

どうやら峠は越したようです。
後は本人の生命力です。
とお医者さんなら言うところか。



元気だった夏の終わりころ。
今年の夏にはまた元気な姿が見れそうだ。


BGM: CLUB TROPICANA / WHAM
    

R.I.P. GEORGE MICHEAL



2017-02-02

アナログっていいよねぇ〜。




ヴァイナルジャンキーの僕としては
気に入ったミュージシャンのアルバムはアナログで持っておきたい。

SUCHMOSのファーストアルバムが、
昨年末に限定リリースされていたなどとは露ほども知らず...。
世間では法外なプレミアがついてネットオークションに出てる。
音楽の寄生虫業者のもうけに協力するのはNO WAY。

こんなときこそはと、
わらにもすがるつもりで業界の音友に頼ってみたら、
いろいろ手を回して贈ってくれた。

届いたレコードを胸に抱えて小躍りしたのはいつ以来だろうか。


まるで息子が連れてきた彼女におとうさんがすっかり夢中という感じで。

やれやれ。

LOTUS CALIFORNIA たなかひろし

2017-01-26

THE KIDS / SUCHMOS




本日、CDが届いた。

僕が注文した訳じゃなく、
我が家の中3になる少年が生まれてはじめて買ったアルバム。
SUCHMOSのTHE KIDS。
テレビコマーシャルで流れてるSTAY TUNEが相当気に入ったらしく,
YOUTUBEで何回も観て
シャワー浴びながら大声で歌っている。
そんなに気に入ってるならと初回限定版を予約注文した次第で。



早速プレーヤーにのせて聴いてみる。

おおっ。
なかなかいいじゃない。
というかすごいかっこいいやん。
アンプのボリュームをぐいっと上げる。
ベースラインがぶりぶりと太くてうねる、うねる。
タイトなドラムの上でエレピが揺れる。
歪んだギターサウンドもいい。
なによりもバンド全体が気持ちよくグルーブしてる。


一聴してジャミロクアイの影響が強いのはわかる。
でもなんだろう。
スタックスとかモータウンあたりのオールドソウルも匂うし、
フィーリーお得意のごきげんなリズムもちらほら、
NYガラージュのブギーな感じに加えて
ディアンジェロ以降のオーガニックR&Bな音色も感じる。
言葉の選び方、音へののせ方も気持ちいい。
ソウルマナーのファルセットもセクシー。

そう思い出したのは、
達郎のボンバーで聴かれるぶっといベースとうねるグルーブ、
思わず体が動きだすあの感じ。
もう少し時代を遡るとカーティス・メイフィールドの
鉄壁のリズムセクションが繰り出すグルーブ感。

理屈抜きに気持ちいいですやん。
いいもんはいい。

捨て曲無しみたいなDJ向きなレコ屋の売り文句は好きじゃないけど、
聴きどころ満載の個人的名盤認定。




しばらく我が家の風呂場からは少年と元少年のTHE KIDSの熱唱がとまらない。

STAY TUNE IN TO~KYO FRIDAY~NIGHT!!



LOTUS CALIFORNIA  たなかひろし



BGM: STAY TUNE  /  SUCHMOS


SUPERFLY / CURTIS MAYFIELD


4月に大阪でライブがあるようで、
CDに先行予約の特典が...。
もうこれは行くしかないでしょう。





2017-01-09

僕が歩けばレコードにあたる。 / GILBERTO WITH TURRENTINE

本日の収穫。



アストラット・ジルベルト、
ボサノバの女王とはだれが名づけたのか。
でも、僕には彼女のアルバムの多くが
ぬるい風呂に浸かっているかのようで、
あまりにもなまぬるすぎる。
昼寝のBGMにはいいけど、
ターンテーブルに載せて向き合って聴くにはいささか退屈。


彼女のアルバムの中でもデオダードのアレンジによる
このCTIのアルバムはとてもいい仕上がり。
アレンジのよさもさることながら、
スタンリー・タレンタインのテナーサックスもいい塩梅で歌う。
ロン・カーターのベースもいい仕事してるし、
ハーモニカのトゥーツ・シールマンスも実にいい。
何回聴いても飽きない。

ぬるすぎず、ちょうどいい温度で、
何時間でも浸かっていたい
程よい刺激のある有馬の銀泉のような。
ああ、至福の時間...。

LOTUS CALIFORNIA  たなかひろし




BGM: BRAZILIAN TAPESTRY /ASTRUD GILBERTO